トイレリフォームはタンクレス、タンクありどっちがおすすめ?特徴をご紹介

執筆者
専務取締役
堀山設備株式会社
専務取締役
堀山正雄

トイレだけのリフォームでも甘く見てはいけません。
使用頻度が高い分、経年劣化も早まります。この機会にトイレのタイプを変えようかと検討する方もいることでしょう。
今回は流行りのタンクレスにするか、従来のタンクありにするか、迷われている方にそれぞれの特徴をお伝えします。

 

1 タンクレス、タンクありの特徴

《タンクレス》

メリット

・デザイン性と機能性に優れている

・継ぎ目がほとんどなく掃除がしやすい

・タンクがない分圧迫感がない

・狭い空間に最適

 

デメリット

・停電時使えなくなる

・手洗い器が必要な場合別でつけることになる

・マンションの階層によって水圧が低く、設置できない場合がある

・ウォッシュレットのみの交換ができない

 

見た目がスタイリッシュで今時のトイレなため、取り入れたいご家庭は多いと思います。
しかし、タンクレスの最大デメリットが「水圧の問題」によっては施工が不可能なことです。
最低でも0.05MPaは必要です。一般人ではわからないため、業者に計測してもらうことをおすすめします。

 

《タンクあり》

メリット

・断水してもタンク内の水が使える

・設置条件がない

・費用が安い

・手洗い器をつけることができる

 

デメリット

・オシャレに見えない

・継ぎ目が多く掃除が大変

・タンク後ろに手が届きづらく汚れやすい

・連続で流すことができない

 

親しみのあるトイレなため人気度は継続中です。今では節水効果もあり、タンクの素材も変わってきているので汚物が水の力だけで流れてくれます。

 

2 トイレリフォームは地域密着型一択

トイレのトラブルは早急に対応して欲しいものですよね。
水が流れない、便器から水が溢れる、止水栓から水が出ているといった水のトラブルは、後に大きな損害に繋がる危険性が高まります。
そんな不安を救ってくれるのが、地域密着型な工務店や中小のリフォーム会社です。
大手会社とは違い下請けに依頼するのではなく、自社施工で成り立っていることが多いため早急な対応に応じます。

また、自社施工の強みは臨機応変なだけではなく、契約から施工、トラブルといったアフターメンテナンスまで責任を持って柔軟に対応することです。

トイレという小さなリフォーム現場でも、責任を持ってフォローしてくれる中小の会社や工務店にリフォームを依頼しましょう。

 

〈参考資料〉

https://www.biz-lixil.com/products/pdf/sewg01_33/sewg01_33_p0049.pdf

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