床のリフォーム時期はいつ?床材別に張り替えるべきサインとは

執筆者
専務取締役
堀山設備株式会社
専務取締役
堀山正雄

床の張り替えを検討したことはありますか?床が抜けたり怪我をしない以上張り替えないご家庭も多いことでしょう。

しかし、床も水廻りと同じく劣化します。腐食やひび割れなど、生活していく上で不快に思う点が出てきます。
劣化を放っておくと、さらにひどくなるのは目に見えていますよね。

今回は、床のリフォーム時期について床材別に説明していきます。

 

1 床のリフォーム時期は床材によって異なる

床のリフォーム時期は、床材によって変わってきます。床材別に以下のような状態を体験した場合は、目安の時期関係なく張り替えを検討するといいでしょう。

フローリング:15~20年

・床を踏むときしんだり音が鳴る(高い音がよく鳴ります)

・沈む感覚がある

・腐食している

床材の中で一番耐用年数が長く、耐久性にも優れているため人気です。
施工依頼時は費用がかかりますが、長い目でみるとお得なので他の床材に切り替えずフローリングにしましょう。

 

カーペット:6~8年

・汚れやほつれが目立つ

・弾力感がない

・厚みが極端に減った

 

踏んだり重いものを置いておくと、当時のクッション性が失われます。
また、掃除機をかけていても、ホコリがつきやすくダニが発生しやすいため衛生的にも張り替えを積極的に行うことをおすすめします。

 

クッションフロア:10年前後 

・凹みや表面が剥がれている

 

水廻りによく使われているため、耐水性が優れていても継ぎ目や端が剥がれてきます。
ソフト巾木の場合は同時に張り替えるようにしましょう。

 

フロアタイル:10年

・凹みや傷が目立つ

 

フロアタイルは、1枚1枚並べているため、変えたい箇所だけ交換も可能です。
また、張り替え時期は10年となっていますが、表面の質が衰えるだけであって使えないわけではありません。

 

2 確かな技術力を持つ中小の施工店にお任せ

床の張り替えは設備屋と違って、それぞれ内装屋さん、フローリング屋さんに分けられます。
大手企業は下請けや外注を利用するため、施工を請負う業者を探す手間があり話がスムーズに進みません。

その点、中小の施工店は付き合いの長い業者がバックについています。
また、自社施工なとこも多いので工事日が決めやすく、安心して依頼することが可能です。

 

床材そのものの劣化なら張り替え、もしくは重ね貼りで費用を抑えることができますが、下地が傷んでいる場合は下地処理をした上で、張り替えを要することになります。劣化を放置し続けると、下地にまで悪影響が及ぶことになるので、耐用年数や劣化の合図が見られたら早めに床のリフォームを検討しましょう。

 

 

出典

https://www.ienakama.com/floor-change/tips/page/?tid=1477

https://owners.sumaity.com/cat_reform/press_365/

 

 

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