
壁紙には様々な種類がありますが、最も人気のある壁紙はビニールクロスです。
ビニールクロスには、耐久性、防カビ性、耐水性など、機能性が充実しているためお手入れがしやすいと評判を集めています。また、デザインも豊富に揃っています。ビニールクロスの中でも「量産タイプ」と「1000番台」と分かれています。今回は、2つの壁紙の特徴を解説していきます。
1 壁紙リフォームに使う量産タイプと1000番台の特徴
壁紙リフォーム時期は汚れが目立ってきたり、剥がれてきたら張り替えを検討しましょう。
《量産タイプの特徴》
量産タイプの壁紙は、リフォーム向きと言われています。表面に凸凹がある壁紙が多く、厚みがあるため多少下地が悪くても補うことができるからです。
また、安価なため張り替え頻度が多い賃貸や子供部屋、水廻りに用いられています。
オシャレな柄はあまりないですが、機能性は上がってきているのでお手入れもしやすい壁紙です。
《1000番台の特徴》
1000番台は量産タイプより値段は上がりますが、色や種類が豊富でありながら機能性も充実しています。
戸建てや分譲にマンションに取り入れていることが多いです。
壁一面だけ1000番台のオシャレな壁紙にするケースもよくみられます。
しかし、量産タイプに比べると厚みがないため凸凹した壁には不向きです。
そのため、しっかり下地処理をする必要があります。
2 依頼先は腕が確かな中小のリフォーム会社へ
壁紙リフォームは、安易に簡単とは言えません。下地処理をしっかりしていないと、凸凹になったり気泡ができたりします。柄ありの壁紙を選んだ場合、手抜き業者なら柄を合わせず貼っていくこともあります。
壁紙リフォームをする場合は、仕上げのリスクを最小限に抑えることができる量産タイプがおすすめです。
もちろん1000番台も貼り付けることは可能です。
壁紙は、空間の雰囲気を作り出してくれる大事な役割を果たしています。腕が確かな信頼性の高い、中小の施工店に依頼することを検討してみてください。