お風呂リフォーム 施工後によく起きるトラブルをご紹介

執筆者
専務取締役
堀山設備株式会社
専務取締役
堀山正雄

[お風呂リフォーム]〜 施工後によく起きるトラブルをご紹介〜

お風呂リフォーム後にトラブルが発生すると「リフォームしなきゃよかった」と思ってしまいますよね。
施工後、1ヶ月以内にトラブルが発生する場合は施工不良の可能性があります。

今回は、施工不良に該当するトラブルをご紹介します。お風呂リフォーム前によくあるトラブルを把握しておくと、
業者に言いくるめられることなく物事を進めることができます。

 

1 お風呂リフォーム後に起きるトラブルとは

戸建てとマンションでは、トラブル内容が異なる場合もあります。

・排水口から水が溢れる
戸建ての場合、このような現象が起きるのはダブルトラップが原因です。新しいユニットバスを取り入れることで「トラップ」が二重になり、排水がうまくできない現象が稀にあります。これは、施工後に判明することが多く、業者からは予め説明を受けることでしょう。万が一ダブルトラップだった場合は、排水管工事が伴います。

 

・換気をしているのに換気扇から風がくる
これはマンションで起こりやすいトラブルです。吸排気を逆につけてしまい、外や脱衣所からの空気がお風呂に流れ込んでしまっています。これは施工不良なので、業者に連絡してやり直してしてもらいましょう。

 

・自動でお湯が足されない
これは高温差し湯タイプと言います。
湯船に付いているアダプターが「サーミスター」というセンサー付きのものでないと自動でお湯足しをしてくれません。自動でできない場合は、取り付けたアダプターがセンサーものでないと判断していいでしょう。

 

・シャワーの水圧が弱い
止水栓が閉まっているか、給湯器の故障が考えられます。
また、メーカーのシャワーヘッドは節水ができる商品を展開しているため、従来のシャワーより水圧が強くありません。そのため、シャワーヘッドのみホームセンターなどで購入する方がいます。
シャワーの水圧問題は一概に施工不良とは決め付けることができないため、まずは業者に相談をしましょう。

 

2 トラブルに遭わないためにも業者選びは慎重に

お風呂リフォーム後は、お施主様と必ず一緒に点検をします。中には独断で工事を終了することもあります。
こういった業者に遭わないためにも、契約から工事終了後までの流れをしっかり確認しましょう。

信頼性が高い業者を探すなら、中小の施工店かお近くの施工店がおすすめです。
大手ではない施工店は口コミで広がっていくため、責任感を持って対応してくれます。
後悔しないためにも、業者選びは慎重に行ってください。

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